村人あるある

村人あるある

〜平地の人間には衝撃的な村人の生態〜

まだ明るい時間に晩御飯を食べるのには抵抗がある村人達。

こんにちは。村嫁マウです。

このブログでは村へ嫁いで感じた、村ならではの"あるある"を、ご紹介しています。

今回は、まだ明るい時間に、晩御飯を食べる事への抵抗感を感じる村人達について。

 

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春が近づき、日没時間が遅くなってきた今日この頃。

我が家のじぃじばぁばは「こんな明るい時間からご飯よばれて…」と毎晩のように、ちょっと悪そうに呟くんです。

 

村生活での活動時間は、やっぱり、太陽と共に始まり、太陽と共に終了します。

 

日の出と共に起きて夜は早めに寝る

 

というのも、村では、農家が多く、さらにそれが本業でない人でも、家の周りに畑を所有していて、お年寄りや奥さんが、家で食べる分の野菜を作っている事が多い。

 

畑仕事は、明るい時間帯でないと出来ない。 そのため、春夏秋冬で活動時間も変わって来ます

当然陽の長い時期は、それだけ長く外で畑仕事ができる。陽の短い冬場は、その分短い。

 

陽が出ている間は畑仕事

 

まぁ、夏場は、暑すぎるので、朝が早く、暑さが酷い昼過ぎは、家の中で昼寝をしたりして過ごし、夕方涼しくなってからまた出かけていく…という例外もありますが…。

 

冬で陽が短かったここ数ヶ月、息子の茶太郎が保育園から帰って来てから、じぃじばぁばと一緒に、18時に晩御飯を食べていました。

 

冬の6時は真っ暗なので晩御飯OK

 

が、3月に入り、18時に「晩御飯できましたー」とじぃじばぁばを呼びに行くと、まだ辺りが明るいので、「こんな明るい時間から…」となるのです。。。

 

春夏秋の6時は晩御飯には早い

 

もう少ししたら、暖かくなって、6時以降でも外で畑仕事ができるようになってくるので、晩御飯がまた、別々になります。

 

晩御飯の下準備は、茶太郎が帰ってくる前にしておくので、一緒なのですが、食べる時間がバラバラになると、最後の焼きやら温めがその都度になって、正直かなりめんどくさい。

メニューだって、基本的に、作り置きができるおかずばっかりになっていく。。。

 

正直、面倒だ。

本当に、面倒だ。

でも、茶太郎が大きくなって、寝る時間が遅くても構わなくなるまでは、我慢するしかない(涙)

 

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家の至る所にキンチョールが置かれているワケ。

こんにちは。村嫁マウです。

このブログでは村へ嫁いで感じた、村ならではの"あるある"を、ご紹介しています。

今回は、我が家の至る所に、たくさんのキンチョールが、置かれている恐ろしい理由です。

 

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我が家では、至る所にキンチョールが置かれています。

お風呂場付近、土間、玄関、部屋…。

引っ越してきた当初、なんでこんなにたくさん…しかも色んな所にあるんだろうと不思議でした。

暮らしていてわかってきた恐ろしい理由…それは、神出鬼没のムカデ対策でした。

 

我が家の味方キンチョール

 

ムカデって、嫌ですよね。

刺されると腫れて痛みも凄いし、大変です。

何より、あの黒光りしてウネウネする胴体に、赤いたくさんの足…見たくもありません。

 

そんな嫌〜なムカデ。

都会でも、よく見られる虫だとは思うんですが…

村…というか、田舎のムカデは、かなり大きいものが多い+たくさん居るんです。

そして、とにかくいろんな所から出てくるんです!

 

風呂場でムカデ

 

上からだって降ってきます。

 

窓を開けたらムカデ

 

村の家は、昔ながらの建物が多く(我が家もまだ建て替え前の古い家屋)、

窓枠が木だったり、家が歪んで隙間だらけ。

さらに、古い家は防湿対策がほとんど取られておらず、風呂などの水周りが別棟、配管が結構適当で外にむき出しになっていたり…ムカデがとっても侵入しやすい作りになっています。。。

 

じぃじとばぁばによると、寝てるとムカデによく刺されるもんなぁ…。

あれ痛いよなぁ。

と…当たり前のような反応。

 

え!?寝てたらさされるの!?(恐)

聞いた1週間後、本当にベッドの足元に現れました。

 

寝室にもムカデ

 

ムカデが出たら、とにかくキンチョールを吹きかけて足止め!

その後、火ばさみで切断してつまんでポイ…。

これが鉄則です。

 

 

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鯛の尾頭付きが出てくる頻度が半端ない

こんにちは。村嫁マウです。

このブログでは村へ嫁いで感じた、村ならではの"あるある"を、ご紹介しています。

今回は、村へ嫁いでから、鯛の尾頭付きをいただく頻度が激増した件。

 

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みなさん鯛の尾頭付きって、これまでの人生の中で、何回くらいいただきましたか?

多い方でも、年に1回とか2回じゃないでしょうか?

 

鯛の尾頭付き

 

私は、、実は村出身の旦那さんと結婚するまで、いただいた事がありませんでした。

あ、お食い初めの時に、出してもらっていたかもなぁ…程度です。

人生の中でも、そんなにいただけるものではないですよね。

 

私も、入学入園のお祝い、成人のお祝いなど、お赤飯をしてもらったり、外食へ出かけたりした事はありますが、鯛の尾頭付きは出たことはありません。

 

…というか、私の中で、”鯛の尾頭付きを自宅で食べる”という概念がありませんでした。

 

村ではとにかくお祝い事があると、鯛の尾頭付きが出て来ます(驚)

鯛の尾頭付きが頻繁に

 

・結婚が決まって、初めて旦那さんの実家へ伺った際

・結婚した時

・息子茶太郎が生まれた時

・息子茶太郎が初めて実家へ帰った時(出産時はまだ同居していませんでした)

・村の神事関連(この辺まだ私にはよく分かりません)

・お正月

 

また鯛の尾頭付きが!

 

特に、結婚してから1〜2年目までは、妊娠出産も絡んで、1年に5〜6回くらい鯛の尾頭付きをいただいたような気がします。

 

鯛の尾頭付きって、、こんなに頻繁に出てくるものなの??と、ついつい旦那さんに聞いてしまったほど。

 

お祝い事といえば鯛の尾頭付き

 

お祝い事があると、なんやかんやとりあえず鯛の尾頭付きなんだよ。 と、旦那さん。

 

そ、そうなんだ。。。

今後、私も焼かねばならんのかなぁ。。。 

なんだか年に何回も出てくると、ありがたみが少し…ね。

 

 

【ご注意】

我が家の住む田舎の地域によくある事、我が家の感じた事を、ブログにしています。

全国の村、村人全員がこうだ!という訳ではございませんので、ご考慮くださいませ。

 

 

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ごはん時を襲う来客。

こんにちは。村嫁マウです。

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今回は、都会では、非常識!と言われるであろう来客時間について…。

 

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田舎は基本、決められた行事やイベント以外の、

来客時間がだいたい決まっている。

 

1.早朝

2.ごはん時(昼夜問わず)

 

来客を知らせるチャイム

 

都市部では、迷惑になるからと、1番避ける時間帯だ。

ごはん時に悪いな!と言いつつ田舎の人が、その時間を選ぶ理由は簡単。

 

それ以外の時間帯は、自分も含め、みんな畑やらで外にいる。

ごはん時、出かける前の早朝なら家にいるだろう…という算段だ。

 

ご飯どきの来客

 

対応するお義父さんは、ごはんおあずけ状態。

他の家族も、お客さんは、玄関土間(座って話せるスペースあり)で対応中、

ダイニングは見えないとはいえ、あまり音をたてたり、喋れないので、静かに食べる事になる。

 

音を立てないように静かにご飯を食べり

 

最初は面食らったが、我が家のお義父さんも、ごはん時を狙って来訪するので、お互い様のようだ。。。

 

 

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朝は、大抵ヤツの罠に引っかかる。

こんにちは。村嫁マウです。

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今回は、村中、大抵どこででも起きている朝の恒例行事について…。

 

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いい季節の村の朝は、空気が澄んで気持ちがいい。

そんな、春夏秋の素敵な朝にも、ツライ事が1つ。

 

村の朝

 

山あいにある田舎は、冬場を除いて、当然虫も多い。

そして、大抵どの家でも、 朝、同じ光景が繰り広げられる。

 

蜘蛛の巣の襲来

 

そしてこれは、家周りだけでなく、道を歩いていても…。

あんな道幅…蜘蛛の巣を張り巡らそうなんて…

どんだけ広範囲なんだって思うけど、普通に車が通るような道でも引っかかる。

 

道でも蜘蛛の巣

 

村の人の話では、

木の棒を持って、道を歩いて蜘蛛の巣を回避していたツワモノも、昔いたらしい。。。

 

まぁ、毎日のことなので、大抵慣れる…けど、やっぱり嫌なもんだ。

 

 

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何者か聞かれたら、地区名と苗字を名乗れば、だいたい通じる。

こんにちは。村嫁マウです。

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今回は、村内で、自分がどこの誰なのかを説明する方法について…。

 

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旦那の実家に引っ越してから、まだ日が浅かった時のこと…

道を歩いていると、おばぁさんに話しかけられた。

 

 

何者か聞かれるマウ

 

 

とりあえず、地区名を答えたところ、、さらに突っ込んだ質問。

 

 

さらに突っ込んだ質問に戸惑うマウ

 

 

どこやと言われても…まだ村の全貌や位置関係、道だって詳しくない。

場所を答えようにも、畑と山と民家しかない。

目印になるようなお店なんて、村内にはないのだ。。。

 

困っている私を見て、旦那がひと言。

 

 

旦那が苗字を名乗る

 

 

えっ!?

苗字名乗るの?どこやって聞かれてるのに??

 

 

苗字を聞いてすぐに何者か察したおばあちゃん

 

 

通じた。

 

苗字を名乗っただけなのに、通じた。

 

しかも旦那の名前まで知ってる!

 

人口の少ない村。

地区名と苗字をいいさえすれば、何者なのか、その家族構成から息子の名前まで…だいたい通じるらしい。

 

確かに、その後も、旦那に倣って、〇〇地区の田舎森!と答えるだけで、

あー、山男の嫁か!とみんなすぐに納得顔。

 

村内は、ほとんど知り合い。。。

なんか、すごく素敵なような気もするけど、ある意味コワかったりもする。

 

 

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全国の村、村人全員がこうだ!という訳ではございませんので、ご考慮くださいませ。

 

 

 

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登場人物&このブログについて

ブログを読んでいただきありがとうございます!!
 
つたない文章と、うまくないマンガですが、平地の生活では考えられない、愛すべき山あいの村人達の生態を描いています。
 
村へ嫁ぐ予定のある方、村へ移住を考えている方はもちろん、ちょっと普通じゃない(←悪い意味じゃないですよ)村生活をのぞいてみたい方、クスッと笑ってほんわりしたい方に、是非読んでもらいたいと思っています。
 
 
 

登場人物

このブログの主要登場人物、田舎森家のメンバーをご紹介します。

 
 

田舎森 マウ(私)

田舎森マウ

このブログの筆者(独特の雰囲気のAB型)
新興住宅地育ち&都会で社会人1人暮らしをしていたが、なんと結婚した相手は、村育ちの長男だった。 4年弱の都会暮らしを経て、旦那の育った村で同居を開始。知り合いゼロからの村生活に奮闘中。 基本は穏やかな性格だが、思った通りにならないと、すぐにイライラして、悪い空気を発する事も。
 
 
 
 

田舎森 山男(旦那)

田舎森山男

筆者の旦那さま(永遠の小学3年生のB型)
村で育ち、長男のため、家を継ぐように言い聞かされて育った、マイペースで自由人のくせに家族愛を裏切れずにしっかりと家を継いだ本質が優しい男。 自由にフラフラしているようで、気配り上手で女性的な面がある。ちょっと変わり者?のこだわり派。
 
 
 
 

田舎森 茶太郎(息子)

田舎森茶太郎

筆者の1人息子(わがまま放題のB型)
筆者と同様、3年ほどの都会生活を経て村人になった。人を育てるのが、仕事でも家庭でも苦手な筆者に育てられたので、やりたい放題のマイペース…殿様のように生活中。愛想良しで、村のお年寄りたちともすぐにおしゃべりして仲良しに。
 
 
 
 

田舎森 じぃじ(義父) 

田舎森 じぃじ(義父)

筆者のお義父さま(優しいB型!でも昔は…らしい)
筆者の旦那さまのお父さん。孫の茶太郎を可愛がる目尻が下がりっぱなしの優しいお義父さんだが、昔はなかなか手強い方だったそう。 大工とお茶農家の兼業さんで、現在はお茶栽培に専念。
 
 
 
 

田舎森 ばぁば(義母) 

田舎森 ばぁば

筆者のお義母さま(家庭を支えとにかくよく動くB型)
お義父さんと同じ村同じ地区で育ち結婚。若い頃なかなか手強かったお義父さん一家を支えて、とにかくよく働く動く昔ながらの女性。とっても優しく、いつも筆者を助けてくれる存在。旦那さんが村へ帰ったのもお義母さんの愛情を裏切れなかったかららしい。